はじめに
シーズン1でのランクマッチダブルバトルのポケモンの使用率の集計を行いました。
また、トップ10のポケモンの解説と対策も紹介しています。
是非ご覧ください!
ダブルバトルの使用率
トップ30
集計期間:2019/11/18~2020/1/1(シーズン1)
データ数:923
順位 | ポケモン | KP(被りポイント) | 採用率 |
---|---|---|---|
1 | ドラパルト | 350 | 37.9% |
2 | ドリュウズ | 321 | 34.8% |
3 | ウインディ | 305 | 33.0% |
4 | エルフーン | 266 | 28.8% |
5 | アーマーガア | 202 | 21.9% |
6 | ウォッシュロトム | 178 | 19.3% |
7 | バンギラス | 177 | 19.2% |
8 | トゲキッス | 170 | 18.4% |
9 | トリトドン | 160 | 17.3% |
10 | ジュラルドン | 141 | 15.3% |
11 | ニンフィア | 140 | 15.2% |
11 | ウオノラゴン | 140 | 15.2% |
13 | ミミッキュ | 135 | 14.6% |
14 | オーロンゲ | 131 | 14.2% |
15 | ギャラドス | 130 | 14.1% |
16 | ウォーグル | 123 | 13.3% |
17 | ドサイドン | 115 | 12.5% |
18 | コータス | 110 | 11.9% |
19 | サザンドラ | 99 | 10.7% |
20 | カットロトム | 92 | 10.0% |
21 | イエッサン♀ | 90 | 9.8% |
21 | リザードン | 90 | 9.8% |
23 | ブリムオン | 79 | 8.6% |
23 | カビゴン | 79 | 8.6% |
25 | シャンデラ | 76 | 8.2% |
26 | バンバドロ | 74 | 8.0% |
27 | ナットレイ | 65 | 7.0% |
28 | ローブシン | 63 | 6.8% |
28 | ヒヒダルマ | 63 | 6.8% |
30 | サマヨール | 60 | 6.5% |
トップ10ポケモン
1位 ドラパルト
使用率
集計期間 | 順位 |
---|---|
2019/11/18~11/25 | 1位 |
2019/11/26~12/1 | 1位 |
2019/12/2~12/8 | 4位 |
2019/12/9~12/15 | 2位 |
2019/12/16~12/22 | 1位 |
2019/12/23~2020/1/1 | 1位 |
圧倒的使用率を誇る今作の600族です。
ドラパルトの多くは非常に高いすばやさからダイマックスで攻撃をしてくるため、基本的には一回はドラパルトの攻撃を通されてしまいます。
また、シーズン1中盤からはトゲキッスと共に先発で出すプレイヤーが多くなり、サポート型ドラパルトも増えてきました。
依然として採用率がトップクラスであるので、対策は必須といえます。
対策
ヒヒダルマ…「こだわりスカーフ」を持って「つららおとし」を打てばダイマックスしたドラパルトを倒せます。
バンギラス…ダイマックスしたドラパルトの攻撃を受け、あく技で返り討ちにします。
ドラパルトの育成論と対策はこちら↓
2位 ドリュウズ
使用率
集計期間 | 順位 |
---|---|
2019/11/18~11/25 | 4位 |
2019/11/26~12/1 | 4位 |
2019/12/2~12/8 | 2位 |
2019/12/9~12/15 | 1位 |
2019/12/16~12/22 | 3位 |
2019/12/23~2020/1/1 | 2位 |
環境序盤はとくせい「すなかき」を活かした型でバンドリウォーグルの一角として流行していました。
中盤では、とくせい「かたやぶり」が注目されました。ウォッシュロトムの「ふゆう」やミミッキュの「ばけのかわ」を無視して攻撃できる強力な性能を持っています。
シーズン1の終盤では、再び「すなかき」での採用が多くなり、先発「ドリュウズ+トゲキッス」がメジャーな並びとなりました。
ドリュウズのタイプであるじめんとはがねはダイマックスするとそれぞれ「ダイアース」「ダイスチル」となり、自身を含めた味方の耐久を上げることができます。
対策
ウインディ…「いかく」によるこうげきダウンと「おにび」、ほのお技の攻撃が有効です。
カットロトム…じめん技を等倍で受けることができ、「おにび」で弱体化を狙えます。
ドサイドン…トリックルーム下でドサイドンの「じゃくてんほけん」を発動させて「ダイアース」で一撃で倒します。
ドリュウズの育成論と対策はこちら↓
3位 ウインディ
使用率
集計期間 | 順位 |
---|---|
2019/11/18~11/25 | 8位 |
2019/11/26~12/1 | 2位 |
2019/12/2~12/8 | 1位 |
2019/12/9~12/15 | 4位 |
2019/12/16~12/22 | 2位 |
2019/12/23~2020/1/1 | 3位 |
とくせい「いかく」でサイクル戦を可能にします。
環境中盤からはとくせい「せいぎのこころ」を活かしたアタッカーでの採用も増えてきました。見せ合い時点でエルフーンがいる場合は「せいぎのこころ」である可能性が非常に高いです。
技に関しては、「バークアウト」、「おにび」、「てだすけ」など補助技も充実しています。
対策
みずタイプのポケモン…ウインディからの攻撃を受けることができ、みず技で大きく削ることができます。
「このゆびとまれ」を覚えるポケモン…「せいぎのこころ」ウインディに対して有力な技です。「ふくろだたき」を吸ってコンボを阻止しましょう。
ウインディの育成論と対策はこちら↓
4位 エルフーン
使用率
集計期間 | 順位 |
---|---|
2019/11/18~11/25 | 10位 |
2019/11/26~12/1 | 6位 |
2019/12/2~12/8 | 2位 |
2019/12/9~12/15 | 3位 |
2019/12/16~12/22 | 4位 |
2019/12/23~2020/1/1 | 4位 |
とくせい「いたずらごころ」で「おいかぜ」を使える唯一のポケモンです。
「おいかぜ」によるすばやさ上昇が使用したターンでも有効に働くようになったこともあり、使用率が高くなっています。
対策
トリックルーム…「メンタルハーブ」や「サイコフィールド」、「このゆびとまれ」を利用してトリックルームを張ることでエルフーンの「おいかぜ」展開を阻止します。
イエッサン♀…特性「サイコメイカー」で対象を取られる変化技を無効化し、「このゆびとまれ」で味方をサポートします。
エルフーンの育成論と対策はこちら↓
5位 アーマーガア
使用率
集計期間 | 順位 |
---|---|
2019/11/18~11/25 | 5位 |
2019/11/26~12/1 | 3位 |
2019/12/2~12/8 | 6位 |
2019/12/9~12/15 | 6位 |
2019/12/16~12/22 | 6位 |
2019/12/23~2020/1/1 | 13位 |
とくせい「ミラーアーマー」により、能力ランクの減少を無効化し、相手に跳ね返します。
中盤からは「てっぺき」や「ビルドアップ」で能力を上昇させ、「ボディプレス」で攻撃にしにいく型も増えました。
途中まで一桁台を保持していましたが、シーズン1終盤では13位と採用率は下がりました。
対策
とくしゅの一致弱点技で倒しに行く立ち回りが良いでしょう。
ほのおタイプのポケモン…タイプ一致のほのお技で弱点を突くことで倒せます。
ロトム…でんき技で倒しにいきましょう。
アーマーガアの育成論と対策はこちら↓
6位 ウォッシュロトム
使用率
集計期間 | 順位 |
---|---|
2019/11/18~11/25 | 15位 |
2019/11/26~12/1 | 5位 |
2019/12/2~12/8 | 8位 |
2019/12/9~12/15 | 5位 |
2019/12/16~12/22 | 9位 |
2019/12/23~2020/1/1 | 17位 |
とくせい「ふゆう」により、弱点が実質くさタイプのみであり、優秀なタイプを持っています。(かたやぶりドリュウズにはじめん弱点を突かれてしまいます)
特に、ガラル地方にいるでんきタイプで対戦でよくみかけるのは各種ロトムくらいであり、それ故貴重なでんき打点を担っています。
「おにび」や「サイドチェンジ」でサポートをします。
対策
ドリュウズ…「かたやぶり」でじめん技が通ります。
カットロトム…ウォッシュロトムの打点を半減で受け、「リーフストーム」で弱点を突けます。
トリトドン…ウォッシュロトムからの攻撃を無効化することができます。
ウォッシュロトムの育成論と対策はこちら↓
7位 バンギラス
集計期間 | 順位 |
---|---|
2019/11/18~11/25 | 2位 |
2019/11/26~12/1 | 6位 |
2019/12/2~12/8 | 13位 |
2019/12/9~12/15 | 7位 |
2019/12/16~12/22 | 8位 |
2019/12/23~2020/1/1 | 6位 |
とくせい「すなおこし」を持つ600族です。
ダイマックスすれば大抵のこうげきを耐えることができ、弱点も突かれやすいので「じゃくてんほけん」での採用が多いです。
また、「おにび」が至る所から飛んでくるので「ラムのみ」での採用も増えています。
対策
アーマーガア…「てっぺき」を積んで、「ボディプレス」で倒しに行きます。
ドリュウズ…「すなかき」の効果をタダ乗りできます。バンギラスの「じゃくてんほけん」に注意しながら戦いましょう。
ドサイドン…トリックルーム下でドサイドンの「じゃくてんほけん」を発動させて「ダイアース」で一撃で倒します。
バンギラスの育成論と対策はこちら↓
8位 トゲキッス
使用率
集計期間 | 順位 |
---|---|
2019/11/18~11/25 | 30位圏外 |
2019/11/26~12/1 | 12位 |
2019/12/2~12/8 | 23位 |
2019/12/9~12/15 | 10位 |
2019/12/16~12/22 | 7位 |
2019/12/23~2020/1/1 | 5位 |
シーズン1の中盤から使用率を伸ばしました。
「このゆびとまれ」「あくび」「てだすけ」での強力なサポートができる一方、ダイマックスする「じゃくてんほけん」を持ったアタッカーでの採用も見られました。
今後も使用率は高いと予想されるので、対策が必要です。
対策
ジュラルドン…「ダイサンダー」でエレキフィールドを張ることであくびをケアします。
ラムのみ…ねむり状態を回復できるので「あくび」を受けても攻め続けることができます。
9位 トリトドン
使用率
集計期間 | 順位 |
---|---|
2019/11/18~11/25 | 22位 |
2019/11/26~12/1 | 19位 |
2019/12/2~12/8 | 5位 |
2019/12/9~12/15 | 8位 |
2019/12/16~12/22 | 5位 |
2019/12/23~2020/1/1 | 13位 |
とくせい「よびみず」により、みず技を無効化し、自身のとくこうを1段階上昇させます。
「たくわえる」、「とける」、「じこさいせい」、「あくび」、「クリアスモッグ」など詰めや補助として優秀な技を覚えます。
対策
くさタイプの技が4倍弱点であるので、くさ技で倒すことが良いでしょう。
カットロトム…「リーフストーム」で倒しにいきます。
ギャラドス…みず技は通らないものの、8世代で新規習得した「パワーウィップ」で倒すことができます。
10位 ジュラルドン
使用率
集計期間 | 順位 |
---|---|
2019/11/18~11/25 | 18位 |
2019/11/26~12/1 | 18位 |
2019/12/2~12/8 | 13位 |
2019/12/9~12/15 | 9位 |
2019/12/16~12/22 | 10位 |
2019/12/23~2020/1/1 | 7位 |
ドラゴン・はがねという優秀なタイプを持つポケモンです。
基本的にはダイマックスを使用して戦います。
とくせい「すじがねいり」により、採用率が高い「このゆびとまれ」や「サイドチェンジ」を無視して攻撃できるので、現環境に合ったポケモンといえます。
対策
ドリュウズ…「ダイアース」でとくぼうを上昇させながら戦えます。
ウインディ…「バークアウト」でダイマックス中のジュラルドンのとくこうを下げる立ち回りが可能です。
おわりに
シーズン1のマスターランク級のダブルバトル使用率とトップ10の解説、対策について紹介しました。
シーズン2ではキョダイマックスポケモンが一部解禁されます。解禁されるキョダイマックスポケモンについてはこちらの記事で紹介しています。
解禁されたキョダイマックスポケモンが環境にどのような影響を及ぼすのか楽しみですね。
また、シーズン2でも使用率の記事を出す予定となっています。
その際は是非ご覧ください!